高橋眼科医院

コンタクトレンズについて

コンタクトレンズは、目の角膜に直接装着する医療器具です。必ず眼科専門医による検査を受け、目に異常がないか、コンタクトレンズに適している目かどうかなどを確認する必要があります。また、コンタクトレンズには、ハードやソフト、使い捨てソフトなど、様々な種類がありますので、自分の目に合ったものを選ぶようにしましょう。

コンタクトレンズの種類による長所・短所


ガス透過性ハードコンタクトレンズ

ガス透過性ハードコンタクトレンズとはハードコンタクトレンズの1種。フッ素化合物やシリコーンが配合されており、コンタクトレンズ自体に酸素透過性がある。

長所

  • 安全性が高い
  • レンズの寿命が長い
  • 酸素供給量が多いので長時間装用できる

短所

  • 慣れるまで異物感がする
  • くもり、充血、ずれる場合がある
  • 紛失が多い

従来型ソフトコンタクトレンズ

従来型ソフトコンタクトレンズは水分を含む軟らかい素材で作られており、装用感が良好で、初めての方でも早く慣れることができ、はずれにくいので、激しいスポーツも可能です。

長所

  • 装用感がよい
  • 使い捨てに比べてコストが安い

短所

  • 使い捨てレンズに比べてアレルギーなどのトラブルがおきやすい
  • ハードレンズよりもケアに手間がかかる
  • 12時間以内の装用時間

1日使い捨てソフトコンタクトレンズ

1日使い捨てソフトコンタクトレンズとは、毎回新しいレンズを使用し、はずした後は再使用せずに捨てる。常に清潔なレンズを使用できるので、安全性が高い。

長所

  • 目のトラブルが起こりにくい
  • レンズケアの必要がない
  • 紛失による損失が少ない
  • たまにしかレンズを使わない人に適している

短所

  • 費用が高い
  • 度数やカーブの範囲が狭い
  • 12時間以内の装用時間

1週間連続装用使い捨てソフトコンタクトレンズ

1週間連続装用使い捨てソフトコンタクトレンズとは新しいレンズを装着してから、最長1週間まで使用できる。一般には、途中ではずした場合は再使用できないので、連続装用(睡眠時もつけたままはずさず装用)で使用することになります。

長所

  • レンズケアの必要がない

短所

  • トラブルの発生率が高いので安全性に関しては劣る
  • 乱視用はない

頻回交換(2週間)定期交換(1ヶ月)ソフトコンタクトレンズ

頻回交換(2週間)定期交換(1ヶ月)ソフトコンタクトレンズはレンズをはずした後に、ケアをして再使用ができるのでコストは最も低くなります。1枚のレンズを最長2週間まで使用できます。従来型レンズで汚れやすい方や破損を繰り返している方が特に良い適応です。

長所

  • 目のトラブルが起こりにくい
  • 度数交換が楽
  • ディスポの中で費用が安い

短所

  • 間違った装用方法によるトラブルが多い
  • 12時間以内の装用時間

ご注意

コンタクトレンズは医療用具ですので、コンタクトレンズ作製からその後の定期検査は眼科医あるいはその指示のもとに行われる医療行為となります。そのため来院の際は健康保険証が必要ですので必ずご持参ください。

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